【ADV/官中】竜姫ぐーたらいふ3【度盘/1.99G】

メイ　CV：湯宮由海

同族である他のドラゴンからも忌避される、最凶最悪・『冥』派閥のお姫様。
派閥といっても『冥』属性として存在を確認されているドラゴンは、彼女と母親である闇竜王のみ。

自称「ハルちゃんと対の存在」で、いずれハルと共にドラゴンを統べる存在という。
だが、ほぼ同時期に生まれて姉妹同然に育ったハルは一切覚えていない模様。

何かと不憫な境遇も手伝ってか、尊大さと卑屈さが入り混じった、なんとも込み入った性格をしている。

「余は～なんだけど！」と言ってる時はだいたい虚勢。
ハルを惑わせた主人公(ニート)のことを敵視しているようだが……？

「余は闇、ハルちゃんは光……表裏の存在としてドラゴンどもを統治するんだけど」

ハル　CV：小澤みのり

ドラゴン達の王・天竜王の一人娘で、やがてドラゴンを統治する無敵の竜姫。

夫(自称)である主人公の元、相変わらずのんびりニートな生活を満喫している。
最近は、海バカンスの後で押しかけてきたイリスやさんごの存在がちょっとした悩みの種。
特にイリスとは主人公を巡ってよく喧嘩している。

だが、「自分の夫ともあろう男がモテるのは仕方ない」という寛容さも持ち合わせている様子。
人間でもドラゴンでも、恋は目を曇らせるということかもしれない。

姉妹同然(なお覚えてない)とも言うべきメイの登場にはさすがに困惑……。
というようなこともなく、今はお祭りが楽しみで仕方ない。

「私の武さんにチューしたから、お仕置きです」

一ノ瀬 鈴夏（いちのせ すずか）　CV：長妻樹里

残念ポジションも板についてきた、主人公の幼馴染で『和菓子いちのせ』の一人娘。

古の竜に憑依されたドラゴン娘状態は変わらず、気を抜くとつい変身してしまう。

真面目で明るくて勤勉でオタクと、いいセンいってる純情系ギャル。
欠点は男を見る目が悪いことくらい(周囲・談)。
その相手(主人公)とは前回の海バカンスでも、それほど関係の進展はなし。
このまま夏が終わりそうなことに頭を悩ませている。

とはいえ、ハルやさんご達にもしっかり友情は感じているし、あまり刺激したくないのも本音。
とりあえずは町内会の夏祭りで特別な思い出作りを画策している模様。

「あんたにそんなしおらしさがあったら、今頃、工事現場とかで働いてるでしょうよ」

イリス　CV：さいとうよしえ

全ての海竜族を束ねる『海』の王。偉大なる虹竜。
海でのあれこれを通じて主人公のことを気に入り、押しかけてきた。

現在は宮本家の道場部分を占拠して、一緒に生活している。
イリスの私物も順調に増えているが、門下生はいないのでこれといって問題はない。

同居生活を通じて、持ち前の江戸っ子気質もだいぶ丸くなってきた模様。
具体的にはハルと喧嘩しても物を壊さなくなってきた。

子犬は子犬同士でケンカをすることで力の加減を覚えるというが。
見るもの全てが珍しくて楽しいモードに入っていて、基本は遊び歩いている。

一方で主人公が付き合ってくれないことが不満。
その分、今度のお祭りには(主人公を巻き込む意味でも)意気込んでいる。

「照れてんのォ？　あんただってー、アタシのことちゅき♪な……く・せ・に」

さんご　CV：山田奈都美

イリスの相棒で、全ての海竜族を共に束ねる『水』の王。最強・最硬の鎧竜。
現在はイリスと一緒に宮本家の道場部分に居候している。

よく言えば温厚、アレな言い方をすればものぐさな性格にはいっそう磨きがかかった。
ほぼ、テレビの前から動かない。
なんなら冷蔵庫とかに行くのすら面倒くさい。コーラを持ってきて欲しい。

ドラゴンは食事も排泄も、眠ることすら基本は不要なので、徹夜アニメも徹夜ゲームも余裕。
誰もが(？)憧れるニート像を体現している。

最近はちょっと昔のロボットアニメがお気に入りで、全48話とかのやつをよく見ている。
夏祭りはアニメやゲームで知ってるので、まあまあ興味がある。

「たけるは遅れてる。こういうサービスは、いろんなデバイスで共有できるようになってる」

ドラ美　CV：藤沢れい香

今やすっかり全国区になった『竜珠教』の指導者であり、象徴でもあるドラゴン。
轟竜グレンテルと名乗っている。

自らが属する『水』派閥の王・さんごやイリスとも接点を得て、いよいよ風が吹き始めた。

……はずなのだが、最後のひと押しのところで停滞気味。
二人を懐柔するために借りたマンションも、ほぼ放置されている。
贅沢接待の予定も空回り。

ぐだぐだ続きで信徒の信心離れの兆しも見え始めている…等々。
『竜珠教』としては正念場を迎えつつあると言えるが本編にはなんの関係もない(ネタバレ)。

「おい、売上はどうだ」

一ノ瀬 秋乃(いちのせ あきの)　CV：長みこと

代々続く地元の名店『和菓子いちのせ』の店主で、鈴夏の母親。
ご町内の誰もが知るおっとりうふふー美人。

だが、最近は笑顔に翳りが見えることも。
夏の海バカンスで婿候補(バカ)が嫁候補(ドラゴンの王)を増やして戻ってきたのが理由。

いざという時に臆病になってしまう娘の消極性を愛おしく思いつつも、そこは女の大先輩。
「勝負に出なければいつまでも都合のいい女として扱われてしまう」
と、『いちのせ』も参加する夏祭りを上手く使うよう娘にアドバイスするが……？

基本的にため息が似合うトホホな立ち位置は相変わらず。

「ああやって武くんの天然ジゴロに丸め込まれるのよね。見慣れたやり取りだわ」

宮本 剛(みやもと つよし)

知る人ぞ知る、流浪の天才格闘家。
『宮本流ニ天一心道場喧嘩術』の創始者でもある。
流派については上手く説明はできないが、とりあえず強い。
人類最強レベルで。

主人公・武の父親だが、親子らしいシーンは未だに全く出てこない。
我が家がドラゴンの根城になっていることを知ってか知らずか、
ドラゴンを倒せる強さを手に入れるため、修行の旅を続けている。
職歴０、育児はお隣さん（一ノ瀬家）任せな上、金にも女にも汚いが、
ストイックに強さを追い求める姿勢だけはブレたことがない。
……だからといってそういう姿勢が誰かを幸せにするわけでもなく、
シンプルにクズ人間である。騙されないように。

「ヌンヌンヌン！」

教徒たち

中ボスドラゴンことドラ美率いる（？）、『竜珠教』の信徒たち。
ドラ美を上手く使いながら新しい時代をタフに生き抜こうとする集団。
もっとも、ノリは完全に大学のサークル。
本人たちはまあまあ楽しそうなので、特に問題はない。

何かと（どうでもいい理由で）ドラ美に焼かれたり、
ちゃんとした理由で武にお尻を蹴っ飛ばされたりしているのも相変わらず。
当然、めげないし挫けない。
今回も当然のようにあれこれとちょっかいを出してくる。

「我ら『竜珠教』は新しい労働力……ゲフンゲフン！ 仲間を募集してまーす」

海竜王（かいりゅうおう）

ドラゴンの九大派閥。『海』の一派をかつて率いていた古竜。
天竜王・冥竜王と並んで、最古の三柱と呼ばれている（らしい）。

ドラゴンという種全体で見ても最強を争う存在……なのだが、
『海』の王の座は娘のイリスに譲って、現在は悠々自適の毎日。
ドラ美に献上された海の家もほったらかしにして、毎日のんびり海を眺めて暮らしている。
「久しぶりに見たらおなかがぽっこりしてた」とは娘・イリスの言葉。
お幸せそうで何よりである。

「いいから、年寄りの言うことは聞くもんじゃ」